⑮発酵商店街研究会
《目的》
竹田市には県内でも数少ない糀を作っている店舗があり、竹田市の糀文化を活かした「発酵の街づくり」に取組み、ブランド化を図り創業を目指した。また、発酵食品の加工による創業や雇用創出を図るため、糀を活用した商品化に関する研修を行った。
《事業の成果と今後の展開》
- 糀と地域の特産を活用した複数の商品化が行われ雇用創出を図る事が出来た。「かぼす胡椒糀仕立て」「ゆず胡椒糀仕立て」「みそ玉2種」「あじ味噌6種」
- 商品化された「みそ玉」は、最先端の農業雑誌「現代農業」に取り上げられたり、メディア取材が多数入るなど予想以上の反響があり、確実に売り上げを伸ばしている。
- 田楽火鉢研究会と連携し、「竹田田楽」に必要な「田楽味噌」の商品開発に取り組み試作商品の販売が行われた。
- 構想書にある商店街を中心に発酵食品を売っている街づくりは、高齢化や著しい商店街の疲弊が進み実現には至らなかった。
- 研究会より生まれた「あじ味噌」は、東京中延商店街等、県外で評価が高く着実に売れ始めた。今後は、更なる販路拡大や生産供給体制の強化が課題であり、実現事業のモニタリング等により安定した取引をめざす。
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